ビットコインの仕組みはデビットカードに似ている

 

ビットコインが暴騰といったニュースをよく耳にするようになりました。投資や投機の対象として注目を浴びている仮想通貨ですが、実は今後、世界の通貨の在り方を変えてしまうようなポテンシャルを秘めているものです。
例えば、日本ではまだまだ使える店舗が少なく実感がわかないかもしれませんが、決済の手段としてビットコインを使うことが出来ます。これは、日本円換算した場合、コインがどれだけの数量必要か、ということを瞬時に換算され、その必要なコインをお店側のウォレット(その名の通り、仮想通貨用の「お財布」)に即時に送信されます。この仕組みはデビットカードに似ています。その場で決済を行う合意をすることによって、合意した金額が自動的に「出金」「入金」されることにより現金を介することなく、支払いが完了するのです。日本国内であれば財布を持たなくてよい、くらいしかメリットがないように感じるかもしれませんが、これが海外ともなると、日本円の両替を介すことなくコインで現地通貨換算の支払いを完了させることだってできるのです。

 

ビットコインの手数料はクレジットに比べて格安

 

現金を持たずに買い物や食事が可能である。海外で現地の通貨で決済が可能である、それならば、クレジットカードでも構わないのではないか、というような意見も出てくるかもしれません。仮想通貨支払いとカード支払いは前者はその場での支払い、後者は後払いでの引き落としの支払いになる、という意味では大きく異なるものですが、確かに、どこでもその場で決済ができるという意味においては同じです。コインに比べカードは遥かに浸透しているため使い勝手がいい、というのが現時点での正直なところではあります。ただ、ビットコインはクレジットカードに比べて
決済の手数料が圧倒的に安いというメリットがあります。カードの場合通常5%程度の手数料がかかりますが、ビットコインであれば1%です。日本では通常店側が負担することになるので消費者としてはデメリットは感じにくいですが、店側が負担する、ということは回り回って、サービスの価格に乗せざるを得なくなるため、仮想通貨決済のメリットは非常に大きいのです。これが認識されればどんどん浸透し行くことになるでしょう。

 

ビットコインはカード情報を盗まれることがない

 

決済手数料が安い、ということの他に、もう一つカード決済に比べ大きなメリットがあります。それは、支払いの際にリスクがない、ということです。クレジットカードは番号の情報をもとに決済を行いますので、悪意のある相手の手に一度でもわたってしまうと、カード情報を抑えられ、カードは手元にあったとしても、インターネットショッピングなど番号を入力すれば決済ができてしまうような場面において悪用されるリスクがあります。本体を盗まなくとも、情報を盗むことが出来てしまうのがクレジットカードです。ビットコインで決済をした場合、相手には自分が送信した「ビットコインアドレス」というものが残ります。この履歴を確認することによって、正しく決済がされたというお金の流れを追うことができるのです。ただし、このアドレスを知ったところでそれをつかった不正な決済を行うと言ったことは一切できません。つまり、安全面においてもカードよりもはるかにリスクの低い決済手段であるということが出来ます。